森林組合の仕事
指導事業
組合員のための森林経営及び技術指導、森林経営計画の作成、林業の普及啓発活動など様々な事業を行っています。
組合員のための森林経営及び技術指導、森林経営計画の作成、林業の普及啓発活動など様々な事業を行っています。
森林は、木材を伐採した後に再び植えて育てることにより、循環的に利用することが可能な資源です。この森林を持続的に利用するためには、主伐後の再造林を確実に実施するとともに、その後の下刈、間伐等の施業を適切に行い、健全な森林に整備することが必要です。森林組合では補助金を活用しながら各種森林整備の施業を行っています。
(このページは、「県内森林組合系統の信頼回復に向けた行動宣言」に基づきお知らせするものです。)
下の表は、当組合が令和5年度に森林経営計画に基づき補助事業を活用し実施した森林整備事業の概要です。
長野県のすばらしい森林を未来に継承していくため引き続き森林整備を推進してまいりますので、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
補助金を活用した森林整備事業の概要(令和5年度)区分 | 施業面積 | 搬出材積 | 事業費 | 補助金 |
---|---|---|---|---|
搬出間伐 | 11.43ha | 1,075㎥ | 106,410千円 | 95,639千円 |
上記以外 | 170.96ha 作業道 8,191m |
ーーーーーー |
当組合では、間伐材、主伐材を合わせて年間約20,000㎥のカラマツ材の生産を行っています。 管内のカラマツ材は、強度、素性、色艶などの品質に優れていることから、県内外から建築、合板、LVL、土木用材として多くの需要をいただいております。
「主伐後の再造林~保育10年保証制度」について
先人の努力によって造成されたカラマツ林資源を後世に引き継ぐため、森林組合では平成28年度に「主伐後の再造林~保育10年保証制度」を創設しました。
この制度は、主伐後のカラマツ再造林を推進するために、植栽から下刈や除伐が必要な一番大事な期間を、森林組合が責任を持って引き受け、10年生の山に育てて所有者に引き渡すものです。地拵え、植栽、下刈5回、除伐1回を10年間に行う基本の施業とし、所有者の費用負担をできる限り減らすためのコスト削減を行い、10年間の所有者負担金を定額の21万円/haに設定することで、主伐後のカラマツ再造林を行い易くしました。
所有者が負担する21万円/haは、主伐時に所有者へ支払う立木代金から予め組合が預り、各施業を行う度に費用に充てます。預り金が不足した場合でも、森林組合が費用を負担し、確実に10年生のカラマツ林を造成します。
しかし、地域林業の活性化はカラマツ林の再生なくしてあり得ないという信念のもと取組んでいます。組合員の皆様にはカラマツ再造林へのご理解とご協力をお願いします。
炭には、調湿効果・消臭効果・遠赤外線効果など多彩な能力があります。室内の消臭や掘りこたつなどの燃料として炭をお探しの方は、当組合事務所までお越し下さい。
木質バイオマス燃料であるペレットは、枯渇資源である化石燃料に比べて二酸化炭素を増加させる心配がありません。地球に優しい資源だといえます。是非、当組合のペレットをご利用ください。
木質ペレット | クリーンな森のエネルギー ピュア1号 |
|
原 料 | カラマツ・アカマツの間伐丸太 | |
容 量 | 10kg/袋 |
木質ペレット | 信州の森から生まれた エネルギー ~温森ぬくもり~ |
|
原 料 | 木材加工の時に発生した木くず | |
容 量 | 10kg/袋 |